妊娠初期または妊娠後期に歯科麻酔薬や痛み止め・化膿止めのお薬が必要な治療は、胎児への影響がほとんどないと言われていますが、0％ではありません。
そういったリスクを回避するためには、安定期（妊娠4～8ヶ月）に麻酔や投薬が必要な治療をした方が、より安全と言われております。
もちろん、歯のお掃除や小さいむし歯の治療は妊娠初期・後期であっても問題ありません。
妊娠～出産後は、女性ホルモンの増加による体の免疫力の低下と体調不良や出産準備によるブラッシング不良により、お口への影響が現れます。歯肉が腫れたり出血しやすくなり、むし歯になるリスクも高くなります。また、口内炎もできやすくなると言われています。
そうならないためにも、妊娠がわかったら早めに歯の検診を受けて下さい。早い段階でご自身のお口の環境を整えることで、お口のトラブルを回避することができ、出産への準備に集中することができます。
